郡上八幡は狭い町ながら13もの寺院が甍を連ねます。郡上八幡が「小京都」の異名をもつゆえんです。

桜、もみじに蝉しぐれ。四季それぞれに心やすらぐ旅のひとときがここにあります。


Sakyo Inari Shrine in Spring
 
春らんまんの左京稲荷
慈恩禅寺

慶長11年(1606)に城主遠藤慶隆によって建立された古刹。庭園はつつじの刈りこみや池をおおう楓の大樹が美しく、静寂の中を滝の水音が響く幽玄な禅宗庭園。特におすすめは5月の滴るような新緑と11月の紅葉の季節です。

拝観料:300円
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紅葉に彩られた慈恩寺庭園
 
   
悟竹院

永禄12年(1596)開山の曹洞宗の古刹。市民からは「秋葉さま」の名で超宗派的な信仰をあつめています。早朝6時に始まって1日4回時を告げる鐘の音は、明治時代から100年以上にわたってただの1回も欠かすことなく続いている郡上八幡の自慢のひとつ。

Gochikuin Temple in Spring Rain
 
城山のふもとにある悟竹院
大乗寺
 Daijo Ji in Autumn

職人町の古い町並みから小駄良川の清流をわたると市街地とは隔絶した感のある緑深い伽藍。鐘楼門は幾多の大火をくぐりぬけた享和3年(1803)に建立された貴重な建物です。

大乗寺山門
 
   
安養寺

郡上八幡の家並みの中にひときわ目を引くのが壮大な本堂。木造の建造物としては岐阜県下で最大のものといわれ、「郡上御坊」の呼び名をもちます。700年以上にも及ぶ長い由緒をかたる寺宝の数々は宝物殿に収められ一般に公開されています。

遠郷山安養寺宝物殿は入場料:300円(木曜日休館)

AnYo Ji in Late Autumn
 
豪壮な安養寺の本堂
最勝寺 

手入れの行き届いた境内の青松の中に本堂、太鼓楼、書院などが美しく配置されています。立町通りから山門に向かう路地は最勝寺大門(だいもん)と呼ばれ短いながらも家並みの美しいところ。ちなみに1本西の日吉神社に向かう路地は宮大門と呼ばれます。

最勝寺の山門

 

 
長敬寺 
鍛冶屋町、職人町のつきあたりにあり郡上八幡の城下町の原型を造った城主遠藤慶隆の墓所があります。春の桜に彩られるお寺は遍照殿、安養寺、洞泉寺とたくさんありますが、ここの本堂前の枝垂れ桜は紅桜として異彩。
 
桜の長敬寺